愛&夢考房建築設計事務所

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屋根工事

自然環境から建物を守る
目的に沿った屋根の家づくり

屋根の目的は、雨・雪・風といった自然環境から建物を守ることです。その目的を遂げるために、建物の種類・大きさ・気候・風土などによって、屋根の形状は多岐に渡ります。
一般的な屋根の形状7つを紹介します。実際の建物では、これらの形状を組み合せて屋根を造っている場合もあります。

屋根の役割と機能

家づくりをする上で特に気になるのは家の外から見る屋根の形も重要ですが、屋根には形によって、それぞれの役割と機能があります。住む場所や地域の気候条件などを考慮して屋根の形を決めなければなりません。加えて、将来的に住みたい理想の家によって屋根の形は変わってきます。

屋根に求められる役割はいくつかありますが、どの形の屋根にも共通して言えることは「住まいの安全性の向上」にあります。また、一般的に屋根に求められる役割で代表的な役割は以下の3つになります。

1.防水性
屋根の役割は雨風をしのぐ役割があります。
2.断熱性
屋根の役割は外からの日差しを遮る役割があります。
3.通気性
屋根の役割は室内の熱を放出する役割があります。

屋根の素材

スレート

スレート

日本では最も多い屋根材で、経年劣化に対して、定期的な塗装や棟板交換のメンテナンスを要する。

日本瓦

日本瓦

日本の伝統的な屋根材で、厚みがあり耐久性があるが、重さがあるので地震対策にはそぐわない。

トタン

トタン

比較的古い建物や住宅に多く、価格は安いが、サビが出やすく定期的にメンテナンスが必要。

セメント瓦

セメント瓦

セメント加工された瓦。日本瓦より軽くて低価格。重量があるため割れることもあり。

ガルバリウム鋼板

ガルバリウム鋼板

 

錆びにくい金属で、非常に軽量で耐久性がある素材。メンテナンスは基本的に不要。

 

屋根の形状

切妻屋根(きりづまやね)

日本で最も代表的な屋根が切妻屋根です。
屋根の頂上から地上に向かって二つの傾斜面で構成される単純な形状となっています。
構造が単純で、使う材料が少なくて済むので安価です。傾斜が付けやすいので雪や雨が積もらない特徴があります。

寄棟屋根(よせむねやね)

屋根の最上部から下に、4つの方向に張り出している屋根が寄棟屋根です。
4方向に傾斜があり、風に強い特徴があります。
デザイン性が高く近年でも多く採用されています。

入母屋屋根(いりもややね)

入母屋屋根は、伝統的な和風建築に多く利用されています。
上部は切妻屋根、下部は寄棟屋根という形状になっています。
高級感があり、瓦屋根と好相性のデザインで、スレートや石粒付ガルバリウムで建られることもあります。

片流れ屋根(かたながれ)

片流れ屋根は、一方向にのみ雨水を流す、斜面が一つの屋根です。デザイン性が高く、洋風・現代的な住宅や建造物に使用される頻度が高いです。
構造が単純なので、工事が容易で価格も抑えられます。
1斜面で受ける雨量が多くなるので、雨じまいの設計が重要となります。

招き屋根(まねきやね)

招き屋根は、一方の傾斜を長くし、もう一方を短くしている形状です。
切妻屋根をアレンジした様な形になっています。
デザイン性が高いため昨今多く取り入れられています。

R(アール)屋根

曲線を帯びているアール形の屋根。
見た目の柔らかさや温かみが演出できます。デザイン性の観点からモダンな建築にも使われることが多く、近年では一般住宅でも取り入れられています。

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